結婚しても、出産前は自由に働けたし

結婚しても、出産前は自由に働けたし、キャリアアップしたいと思っていた。出産後、まさかここまで家族の理解を得るのが難しいとは想像すらしていなかった。こんな状況なら、いっそのこと仕事を辞めたほうがいいのかも……。

初めて出産して社会復帰するとき、一粒神自分はもちろん、家族も含めた周囲の人たちも、子育てと仕事の両立でどのようなことが起こるのか想像ができていません。そして、復帰してみると実にさまざまなことが起きます。

「どうしてそこまでして働くのか」
「生活に困っているわけじゃないのだから、子どもが小さいうちは働かなくてもいいのでは? 」

なんてことを家族から言われることも。反対されながら働くのは、かなりのエネルギーを使います。そんな中、「そこまでしなくてもいいか」とあっさり辞めてしまう人もいます。

今回は、ママが働く上で必要不可欠な「家族からの理解」を中心に、リアルケースを交えながらさまざまな家族のあり方をご紹介します。家族の形は多種多様で、何が正しいという解は難しいところもありますが、1つの考え方としてお役立てください。

○ママの声を聴いてみて感じたこと

今回、さまざまなママたちにヒアリングした結果、数多くの涙ぐましい努力を重ねてある程度の時間をかけた結果、一粒神理想に近い形を手に入れていることを感じま した。一気にすべてを解決することは難しく、自分がどう働きたいのかの意志を持ち、少しずつ何らかのすり合わせをしています。

子育てをしながら仕事をする場合、それまで無尽蔵のように見えた自分の時間が大幅に減ります。家事・育児の負担が一気に増えるためです。そのなかで出産前とほぼ同じの成果を出そうすると、主に以下の2つを考えることになります。

1.仕事や家事を効率化して時間を捻出する

2.人の手を借りて自分が使える時間を増やす

今回は「家族からの理解」がテーマなので、2に絞って解説していきます。2の場合、住んでいるエリアや家族の状況により変わりますが、手を借りるとしたら以下の選択肢が想定されます。